幹線輸送とは、ある輸送拠点にそのエリアの荷物を大量に集め、その拠点から別の拠点に大量輸送機関で運ぶ業務です。当社はこの幹線輸送をメイン事業とする会社です。
幹線輸送の「拠点まで」と「拠点から」は小口の集荷や配送が行われ、これを端末輸送と言います。幹線輸送は企業間の運送はもちろん、端末輸送にも欠かせないことから個人宅への宅配にも関わりがあります。
意識している人は少ないかもしれませんが、私たち一人ひとりの生活の中で重要な役割を果たしているのです。当社は大型トラック150台以上を保有しており、運送や流通の要とも言える大事な部分を担当しています。
日本各地へ毎日たくさんの荷物を輸送する大型トラック1台が、1年間に走る総距離は約16万キロメートルです。その距離は、おおよそ地球4週分にもなります。このように、私たちは倉庫から倉庫へと安定した長距離物流を担っています。
管理センターから電話で運行ドライバーの健康状態を確認する逆点呼や、運行状況のチェックをしています。
また、道路の混雑情報を報告するなど24時間体制でドライバーのバックアップやサポートを行っています。
これによりドライバーは安心して、安全運転で走行が可能です。さらに、ドライバーの健康状態に変化があった時にも素早く気付き、対応できます。
経営トップから現場のスタッフまで一丸となって「安全管理体制」を構築し、改善する運輸安全マネジメントシステムがあります。
輸送の安全性を向上できるよう日々「Plan Do Check Act(計画の策定・実行・チェック・改善)」のサイクルに取り組んでいます。
まず現在の実態を把握し、どのように改善していくか具体的な計画を立て、目標達成を測定するための指標を決めます(Plan)。そして次は、計画に沿って行動です(Do)。
計画通りに改善できたかをチェック(Check)し、達成できていない点は何か、その原因を検討し、さらなる改善に努める(Act)という流れで、常により安全に輸送できるよう力を尽くしています。
全日本トラック協会が安全対策など事業所単位での取り組みを評価し、厳しい基準をクリアした事業所を「安全性優良事業所(Gマーク)」とする認定制度です。
評価基準には、「安全性に対する法令の遵守状況・事故や違反の状況・安全性に対する取り組みの積極性」の3テーマに、合計で38個の評価項目があります。
これらの評価項目において101点中80点以上の評価など、すべての認定条件を満たした事業所だけが認定を受けられます。
当社では取得資格のある営業所すべてがこの認定を取得。Gマーク取得事業所は未取得事業所と比べて、事故の割合が半分以下というデータが示しているように、Gマークは人やモノを守る、安全・安心な会社である証です。
さらに、ドライバーが安全に走行できる取り組みとして、IT点呼を導入しています。点呼用に設置されたパソコンから、Webカメラと音声通話で離れた場所にいるドライバーの状況を把握し、リアルタイムの映像で安全を確認します。
いかがでしょうか。
このように、当社の幹線輸送サービスなら、全国への配送が実現できます。
幹線輸送に興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問合せ・ご相談ください。